ザ・ホール
2022年 / 日本語(英語字幕) / 日本 / 2分
7/1 sat 15:45 – 武道場 プログラムC
作品紹介
【死は生を包括する大いなる流れなのだ】そう意図し制作した今作です。若い頃の私にとって 死とは、恐れはばかるものであり、故に永遠の生を夢見ていました。時は流れ、認識が変化しました。死はむしろ悲惨な結末ではなく人生の一部だったのだ。死によって私達は前に進まされ続けているのだ。そう認識が変化しました。今作は祖母の納骨が先にあり、それを元に組立てられた映画です(劇中の映像はフィクションです)祖母は死後、検体に行っており、骨が帰ってきたのは2年後でした。よって、納骨に悲しさや喪失感というものは 多くは存在しませんでした。淡々と故人の有様や人生に、触れゆくこととなりました。
あらすじ
男は穴を見ていた。それは人の歴史を覗く穴。それは人の気持ちに触れる穴。
映画祭参加経歴/表彰
- PALMA 短編映画祭 2023
- SSFF & ASIA 2023 ショートリスト
監督

鈴木 剛志 Kenichi Ebisawa
多摩美術大学卒業後、映画専門学校ENBUゼミナールを経て現在はCMディレクター・プランナー。映像を作ることで、異なる人と人との接点を作れないか考え、日々制作をおこなっております。
スタッフ&キャスト
監督/脚本 | 鈴木剛志 |
出演 | 鈴木剛志、鈴木一、鈴木道子 |
スタッフ | 富永兼太郎(照明/撮影) |
