© 映像制作実習2022
Hana and Ashura
2023年 / 日本語(英語字幕) / 日本 / 25分
6/30 fri 16:45 – 武道場
作品紹介
映画監督の是枝裕和と篠崎誠、映画研究者の土田環の指導のもと行われる早稲田大学基幹理工学部の映像制作実習にて、映画制作未経験の学生がほとんどの中、一から作品を作り上げた。歌舞伎の「東海道四谷怪談」にインスピレーションを受け、幽霊になることでしか恨みを晴らせなかった江戸時代から時を経た今、いかに私たちは見えない抑圧に立ち向かえるだろうか?という問いから出発した作品。自分の中に隠し持ったツノを怒りと欲望の象徴と捉え、へし折られることのないツノを夢想する。監督自身も四谷のカトリックの女子校出身であり、屋外ロケは全て四谷で撮影している。
あらすじ
四谷の女子校に通う緑。ある日、書道部の後輩であり、学園の理事長の娘でもある花が、父親の描いた聖母像の前で死んでいるのを目にする。時を同じくして赤い髪を持つ少女、伊和が転校してくる。大人しかった花とはまるで正反対な、自由奔放な伊和が書道部に入部したことで、何かと振り回される緑。しかし、徐々に、緑は伊和を通して、見えていなかった、見ようとしていなかった花の姿を発見し始める。
監督

山崎春風 Haruka Yamazaki
2001年生まれ。私立雙葉高等学校卒業。早稲田大学文学部演劇映像コース在籍中。本作品が初脚本・監督作品となる。
スタッフ&キャスト
監督/脚本 | 山崎春風 |
出演 | 田幡妃菜、瀬戸真莉奈、松下哲 |
スタッフ | 村上葉平(撮影) 石川虎之介(照明) 松久夏也、山口那奈(音楽) 木村真生、南浦雄尽(録音) 山崎春風、佐々木瞳、関川莉子(美術) |
