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Blue and White
2022年 / 日本語(英語字幕) / 日本 / 28分
6/30 fri 13:15 – 教室
作品紹介
美しい有機的な自然が残り、風土や信仰を背景に文化水準の高い地域が存在する日本。そんな場所を舞台に、魅力的な風景や特有の文化をを描きながら、そこで生活する人たちに秘められた感情といった普遍的なテーマを映像化。社会という縛られた枠の中で、自我を主張して自分の存在意義を探るわたしたち。時代や世代を超えて「感じられる」心の変動を描くことで、わたしたち人間が「生きる」という意味を再確認していきたい。日常と隣り合わせにある身近な出来事として捉え、生活する環境の中で、今何が必要かを打ち出していく。主演には海外作品にも数多く出演し定評のある國村隼が演じている。
あらすじ
最愛の妻を亡くし、その別れの葬儀の日も塩を作り続ける職人の龍介。そんな時でも塩作りに没頭する姿を見た孫娘みどりが、その真意を聞く。この土地でしか作ることのできない塩を作り続け、その歴史を守っていくことが使命だと思っている龍介。塩と対話しながら、古の時代からその味を後世に残そうとしている。そんな龍介の姿を見つめ続ける孫娘のみどり。塩をと向き合うことで、亡き妻と一緒にいる感覚となる。
映画祭参加経歴/表彰
第25回 上海国際映画祭(パノラマ国際部門)
監督
西山裕之 Hiroyuki Nishiyama
1974年生まれ。京都造形大学芸術学部芸術教養学科卒業。1996年、テレビCMでディレクターデビュー以降、CM、MV、VP、テレビ番組などの映像作品から、コンサートやライブの映像演出、舞台・イベント演出まで、幅広いジャンルでマルチに活動。2015年、2017年とニューヨークにて舞台公演「In the BOX」で、演出・構成・プロデュースを行う。2017年6月~7月のLa MaMaでの公演「In the BOX 2」では、ニューヨーク・タイムズ紙の「鑑賞すべき舞台ベスト10」に選出される。2019年に短編映画「20dB」を初監督。第23回 上海国際映画祭(金爵賞短編部門)に選出されるなどグランプリ・受賞多数。
スタッフ&キャスト
プロデューサー | 監督/脚本西山裕之 |
出演 | 國村隼、福地桃子、筧利夫、竹下景子 ほか |
スタッフ | 百々新(撮影監督) 一柳賢司(音楽) 赤松陽構造(題字) |